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ティラピア養殖事業提案書


事業概要
本提案は、ティラピアを対象としたAI・IoTによる高効率循環型養殖システム(RAS)事業の構築である。
水温・溶存酸素・pH・アンモニア濃度などの水質をリアルタイムで制御し、従来の養殖に比べて
- 高密度飼育
- 成長速度向上
- 死亡率低減
- 人手依存の削減
を実現する。
背景と課題
■ 世界的な動き
- 水産資源の減少(天然魚の限界)
- 食料需要の増加
- 安定供給へのニーズ
■ 従来養殖の課題
- 水質悪化による斃死
- 経験依存(職人化)
- 季節変動による生産不安定
- 病気リスク
👉「水を制御できない=生産が不安定」
提案システム(中核コンセプト)
■ AI × IoT水質制御型 RAS(循環式養殖)

■ システム構成
① センサー SENSOR UNIT
- 水温
- pH
- 溶存酸素(DO)
- ORP
- 水位
- アンモニア / 亜硝酸 計測方法は末尾に提示
② 制御 IoT WEB PLC
- 自動制御:
- ブロワ(酸素供給)
- 循環ポンプ
- ろ過装置
- 加温装置
③ AI解析
- 成長速度予測
- 給餌最適化
- 水質悪化予兆検知
- 異常検知(死魚・低酸素)
ティラピアの優位性

- 成長が早い(約6ヶ月で出荷)
- 病気に強い
- 雑食で飼料効率が良い
- 世界市場で需要が安定
- 閉鎖循環(RAS)に適応しやすい
👉「制御すればほぼ工業製品のように作れる魚」
システムの差別化ポイント
■ ① 見える化(WEB UI)
- 水質・魚の状態をリアルタイム表示
- スマホ・PCで遠隔管理
■ ② AIによる自動最適化
- 経験不要
- 常にベスト環境維持
■ ③ 高密度養殖
- 通常:20〜30kg/m³
- 提案:50〜80kg/m³
■ ④ 省人化
- 少人数運用可能
- 無人化への拡張
収益モデル(例)
■ 前提
- 水槽:50m³ × 10基
- 生産密度:60kg/m³
- 年間回転:2回
■ 生産量
50 × 10 × 60 × 2 = 60,000kg / 年
■ 売上(仮)
- 単価:800円/kg→ 約4,800万円 / 年
- 拡張戦略
■ ① キクラゲとの連携(超強い)
- キクラゲ → CO₂排出
- 水槽 → 植物 or 藻類と連携
👉 複合バイオシステム化
■ ② PBR(微細藻類)と統合
- 魚の排泄 → 栄養源
- 藻類 → 飼料化 or CO₂吸収
👉 完全循環モデル
■ ③ ブランド化
- 「AI養殖魚」
- 「無抗生物質」
- 「完全管理水産物」
リスクと対策
| リスク | 対策 |
| 停電 | UPS + 発電機 |
| 水質悪化 | AI予兆検知 |
| 病気 | 水質管理 + UV |
| 設備故障 | 遠隔アラート |
- 投資回収イメージ
- 初期投資:3,000〜5,000万円規模
- 回収期間:3〜5年
👉 AI制御により
収益のブレを極小化できるのが最大の価値
まとめ(投資家向け一言)
👉「魚を育てるのではなく、水を制御することで魚を工業生産する」
システム構成:Tiny WEBPLC New!
A: ベース基板: CPU Raspi CM4 +耐ノイズ等基板
B: 拡張スタック基板: 1:DO=16ch R.F=2.4GHz特定小電力無線(ANT付属)
C: SENSOR UNIT: 水温/pH/溶存酸素(DO)/ORP/水位計測Sensor @AtlasScientific


水温/pH/溶存酸素(DO)/ORP/水位以外は下記の測定とする
アンモニア計測方法
アンモニア毒性は pHが1上がると有害性が大きく増えるため、pH・水温・DOを連続監視することが重要です。Atlas自身もRASでは複数水質項目のリアルタイム監視が重要と説明しています。
実運用では、アンモニア試薬測定値 TAN+AtlasのpH・水温から、危険な 非イオン化アンモニア NH₃ を計算します。
例:
| 状態 | 判断 |
| TAN低い・pH安定 | 安全 |
| TAN普通・pH上昇 | 危険化 |
| pH高い・水温高い | NH₃毒性上昇 |
| DO低下 | 魚・ろ過槽に危険 |
亜硝酸計測方法
亜硝酸 NO₂⁻ は、AtlasのpH/ORP/ECだけでは正確な濃度としては出せません。
したがって現実的には、亜硝酸はAtlas単体では難しい
亜硝酸 NO₂⁻ は、AtlasのpH/ORP/ECだけでは正確な濃度としては出せません。
したがって現実的には、
| 方法 | 内容 |
| 手分析 | 亜硝酸試薬キットで1日1回〜数回 |
| 半自動 | 採水+比色計で測定 |
| 本格自動 | 外部の亜硝酸ISE/水質分析計をRS485/ModbusでWEBCONに接続 |
