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ブラックタイガー養殖事業提案書

学名:Penaeus monodon
 
コメント:ブラックタイガー 高単価・世界需要が安定していることから、事業性の高い養殖対象です。IoT・AIによる環境制御との相性が非常に良く、差別化しやすい領域です。
ブラックタイガー養殖事業提案書
学名:Penaeus monodon
Ver260506K.F

事業コンセプト

「高付加価値 × 環境制御 × 安定生産」
  • 従来:自然依存・病気リスク大・収量不安定
  • 本提案:→ IoT + AI(水質自動制御)で工業化養殖へ転換
👉 「見える自動化」と完全に一致します

養殖方式の選定(重要)

■ 推奨:閉鎖循環式(RAS)Recirculating Aquaculture System
理由
  • 水質を完全制御可能
  • 病気リスク低減(EMS対策)
  • 都市型・工場型に適合(あなたの強み)

システム構成例

■ 水槽
  • FRP水槽 or コンクリート
  • 容量:10〜50トン/基
■ ろ過システム
  • 物理ろ過(ドラムフィルター)
  • 生物ろ過(バイオフィルター)
  • 脱窒槽(任意)
■ ガス管理
  • ブロワ(酸素供給)
  • 純酸素供給(高密度時)
  • CO₂脱気塔
■ センサー
  • 溶存酸素(DO)
  • pH
  • 温度
  • 塩分
  • アンモニア(NH₃)
  • 亜硝酸(NO₂⁻)
👉 Atlas Scientific のセンサー群

最適水質条件(ブラックタイガー)

項目最適範囲
水温28〜32℃
塩分15〜25 ppt
pH7.5〜8.5
DO5 mg/L以上
アンモニア0.1 mg/L以下
亜硝酸0.5 mg/L以下
👉 上記を自動制御できるかが課題ですがWEBCONで実現できます。

AI・IoT制御(差別化の核)

「IoT WEB PLC」構成
■ 制御対象
  • エアレーション(DO制御)
  • 水交換/循環量
  • バイオフィルター負荷
  • 給餌量(重要)
  • 温度制御
■ AIでやるべきこと
  • 成長予測
  • 水質悪化の予兆検知
  • 給餌最適化(FCR改善)
👉 「MycoNovaの水産版」=>AquaNova

生産モデル(例)

■ 1水槽(20トン)の場合
  • 放流密度:150尾/m³
  • 生存率:70〜85%
  • 収穫サイズ:30g
👉 生産量
  • 約600〜800kg/ロット
■ 年間
  • 2〜3回転
👉 年間1.5〜2トン/水槽

収益モデル(概算)

項目数値
販売単価2,000〜3,500円/kg
年間売上約300〜600万円/水槽
※ブランド化すればさらに上昇

リスクと対策

■ 主なリスク
  • 水質悪化 → 全滅
  • 病気(EMS等)
  • 酸欠
■ 対策(弊社の強み)
  • センサー常時監視
  • 自動アラート
  • AI予測制御
👉 人依存を排除できるのが最大の価値

拡張戦略

既存事業と組み合わせ👇
■ ① キクラゲ × エビ
  • CO₂ → 藻類培養 → 餌化
■ ② PBR連携
  • Chlorella vulgaris を培養
  • 飼料コスト削減
■ ③ イチゴハウス連携
  • 水の再利用(養液化)
👉 「循環型バイオ産業」に進化

投資家向けキーメッセージ

  • 世界的にエビ需要は拡大中
  • 天然資源は減少
  • 工業型養殖へ移行中
👉 「AI × IoT × 完全制御型養殖」= 高収益・再現性・スケーラブル
まとめ(本質)
この事業の本質はシンプルです:
👉 エビを育てるのではなく「水」を制御する事業
システム構成:Tiny WEBPLC  New!
A: ベース基板:           CPU Raspi CM4 + 耐ノイズ等基板  構成は用途により換わります
B: 拡張スタック基板:    DO=16ch R.F=2.4GHz特定小電力無線(ANT付属)
C: SENSOR UNIT:       水温/pH/溶存酸素(DO)/ORP/水位計測Sensor @AtlasScientific
 
 DINレールマウント方式
 
水温/pH/溶存酸素(DO)/水位 以外は下記の測定とする
塩分 計測
このシステムで監視すべきは「塩分」そのものより👉 塩分変動速度です。
急変すると:脱皮異常=>ストレス=>摂餌低下=>死亡 が起きます。
これを実現するにはAtlasScientificのECセンサk1.0を用い我々の演算式で監視できます。
アンモニア計測方法
アンモニア毒性は pHが1上がると有害性が大きく増えるため、pH・水温・DOを連続監視することが重要です。Atlas自身もRASでは複数水質項目のリアルタイム監視が重要と説明しています。
実運用では、アンモニア試薬測定値 TANAtlasのpH・水温から、危険な 非イオン化アンモニア NH₃ を計算します。
例:
状態判断
TAN低い・pH安定安全
TAN普通・pH上昇危険化
pH高い・水温高いNH₃毒性上昇
DO低下魚・ろ過槽に危険
亜硝酸計測方法
亜硝酸 NO₂⁻ は、AtlasのpH/ORP/ECだけでは正確な濃度としては出せません。
したがって現実的には、亜硝酸はAtlas単体では難しい
亜硝酸 NO₂⁻ は、AtlasのpH/ORP/ECだけでは正確な濃度としては出せません。
したがって現実的には、
方法内容
手分析亜硝酸試薬キットで1日1回〜数回
半自動採水+比色計で測定
本格自動外部の亜硝酸ISE/水質分析計をRS485/ModbusでWEBCONに接続