
「デバイス事業」
過去、各種緊急地震速報等の情報を多くの方に伝えるべく”利用者用通報装置”を提供してきました。このために下記の用なLAN ASICやマイコンを開発し提供してきました。
その後、安価で拡張性を所持するCPU基板がIoT技術の復旧と共に提供され、下記の半導体に換わり装置を提供してきました。しかしコロナの影響、CPU基板の高騰で一般向けに安価に提供する事が出来なくなりました。この状況を打破し日本の気象庁が世界に先駆け提供する”緊急地震速報”用半導体を各社へ再販したく検討中です。
Field_Processor
本Field Processor(以下FPと略記)は、ノンコンピュータの遠隔管理・監視・制御を行うシステムソリューション(ASIC)を提供します。ネットワーク形態、規模、用途に柔軟に対応できるように以下の2つの仕組みを内蔵しており、インターネットの標準であるSNMPによる管理システムのエージェント機能、あるいはWebブラウザからのアクセスに対応したサーバー機能として動作します。また、シリアル- TCP/IPコンバータ機能を備えており、SNMPによる管理・監視を実行しながら、TCP/IPによる画像データ等の高速データ転送を並行して行うことも可能です。


◆SNMP Field機能搭載
- インターネットの標準プロトコルであるSNMPを用いたセンサの管理・監視を実現
- SNMPマネージャとの間で、PUT / GET / TRFPを実行
- 機器や環境の管理・監視に最適なPrivate MIB を装備
◆WEB Server機能搭載
- HTTPプロトコル (WEBサーバ機能) による遠隔からのブラウザアクセスを実現
- SMTPのサポートにより、クリティカル事象発生時のメール送信を実現
◆Scriptによる動作制御機能搭載
- EEPROMに格納されたScript記述に従って動作を実行する機能をサポート
- センサに反応があった場合の動作 (DO出力制御、TrFP送信制御、TCPコネクショ
ン制御) を定義可能
◆SPIインタフェース
- ADCとの接続に標準的に用いられるSPIをサポート
- 最大4-chまでのADCを接続可能
- ADCの読み出しをSNMP_Getにて実現
- ADC制御パラメータをMIBとして設定可能
- サンプリング間隔、サンプリング回数等をMIBとして設定可能
- 閾値を超えた場合、SNMP_TrFP / Mail送信にて通知
◆DIOインタフェース
- 16-bitのD_Out、16-bitのD_Inを装備
- D_OutをSNMP_Putにて、D_InをSNMP_Getにて制御
- ビット毎にSNMP_TrFP / Mail送信のEnable/Disableを設定可能
◆RS-232Cインタフェース
- UART内蔵
- フル・ハードワイヤーTCP機能により、SNMP_Field動作と並行に、高速なTCP通
信が可能
- 多様なDTE-DCE接続形態をプログラマブルに実現
- RS232Cのライン速度を最大460.8Kbpsまでサポート
◆ネットワークインタフェース
- 10Base-T / 100Base-Tx対応MAC / PHY内蔵
- CIDR対応
- 1個のDefault_GWを設定可能
◆物理仕様
- 100-pin LQFP パッケージ
- 3.3V / 2.5V 二電源
- 消費電力 : 300mW 以下 (Typical)
EQ_Processor
気象庁等からの緊急地震速報や気象情報等の電文を受信し、本デバイス搭載の通報装置から発生した地震の発生緯度・経度・深さ・マグニチュード等により設置場所への到達予測震度・猶予秒数を演算するプログラムを搭載したFlash ROMを付属し約4万セット程の納入実績があります。
